マレット・ヘアー（1980年代）

別名ウルフヘア。（この呼び方は日本独自です）ロックな時代の空気感だったこともあり、強さのあるヘアデザインはトレンドとなった。発祥は欧米だが、1970年代初頭に襟足だけを伸ばした髪形だった英国のデビッド・ボウイが人気歌手となり、グラム・ロックの流行とともにこの髪型も流行した。1970年代末、マレットは一般にも大流行し、1980年代に人気が爆発。男女問わず流行したほか、レズビアンの女性たちにもこの髪型にしていた者がいた。
現在は「葬り去りたい過去のかっこ悪い髪形」のひとつとしても世界的に有名。
よって殆ど見ることのなくなった髪型だが、中欧、東欧の若者たちの間で現在再びブームが起きて人気になりつつある。
当時のままではなく、切り方によっては現代でも十分カッコよくキマる髪型だと個人的には思っています。